東京大学運動会自動車部

University of Tokyo Automobile Club

 

Nissan FairladyZ TwinTurbo 2seat Normal-Roof 5MT CZ32




-スペック-

●外装

社外製HID
abflug製 FRPサイドステップ
abflug製 7cm リアオーバーフェンダー
ORIGIN製 2cm フロントオーバーフェンダー
mission製 FRPボンネット
BOMEX製 リアスポイラー TYPE4

●内装

運転席 フルバケットシート
(助手席 フルバケットシート)

●エンジンルーム

ハイキャスオイルライン全取っ払い
(KOYO製 銅3層ラジエーター)

●給排気

アペックス製 エアクリーナー
アペックス製 マフラー
ブリッツ製 ブローオフバルブ

●駆動系

CUSCO製 機械式LSD 2way

●足回り

TEIN製 車高調整式ショックアブソーバー
ピロ テンションロッド
ピロ トラクションロッド
ピロ アッパーアーム
ハイキャスキャンセルロッド

●ブレーキ

Projectμ製 TYPE HC+

●タイヤ

フロント RE-01R 265/35R18 9.5J
リア RE-01 275/35R18 9.5J

フロント A048 285/30R18 10J
リア A048 295/30R18 12J

()は現在作業中






ネット上にあまり情報が無かったので、偉そうにZ32を解説してみました(笑)
Z32に興味がある方・検討している方!ぜひ参考にして下さい!






Z32の良い点。

●カッコイイところ
日本車で三本の指に入ると思います!
個人的にはNSX、RX-7、Z32です!

●ハイパワーFR
大パワーでリアが暴れるのを、カウンターステアと
アクセルワークで押さえ込むのは楽しいですよね!
また、自分の手が前輪に繋がってるようなハンドリングもイイ!

Z32の悪い点。

●はっきり言って遅い
めっちゃ重いので、ジムカーナやスモールサーキット、峠では
ほとんどのスポーツカーに負けてしまいます。

●日本車のくせに壊れやすい
手が入るスペースが全くないエンジンルームのせいで、
あらゆるパーツが熱で壊れます。

●日本車のくせに修理費高い
たぶん日本車で最も整備性が悪いと思います。
例えばタービン交換はエンジン降ろさないとできません。
エンジン降ろしは、ミッション降ろさないとできません。
同じ内容の作業でも他の車の三倍は時間かかります。
そのせいで、異様に修理費が高い!

●中古パーツ・情報が全く入手できない
DIYをするオーナーさんが少ないみたいで、情報もパーツも全く
出回りません。ドレスアップ系は多少ありますが、
走り系のパーツは全く出ないし、出ても異様に高い!

●挙動がシビアすぎて運転が難しい
大きいイメージとは裏腹に、MR-Sと同じホイールベースしかない、
超ショートホイールベース。
その上、ハイキャスというモノのせいで限界挙動が掴みづらい。
すぐスピンしてしまいます。(ヘタなだけかも)

●フロントヘビー
2シーターで55:45、2by2で53:47?と、並み居るFRの強豪勢(RX-7、S2000)
と比べるとフロントヘビーです。

ここまで読めばお気付きと思いますが、
一般人にはZ32をすすめられません(汗)
欠点が多すぎるからです。

いやそれでも、この欠点を知ってもそれでもZ32が欲しい!
いや、脳内ではもう買ってしまったんだYO!!
という熱い方はさらに下へGO!






では、中古車を買う前にグレード選択です。
グレードをあれこれ考えるのって楽しいですよね〜
(ミッションはマニュアルを選択してください!!)
(やっぱスポーツカーはマニュアルでしょー)

個人的おススメのグレードは、
ターボ、2シーター、5MT、ノーマルルーフ、Version S
です!

ターボを選択すると、ハイキャスキャンセル&デフ選択の為に
NAのリアメンバーを投入したくなり、
NAを選択すると、パワーアップの為にターボ化したくなるそうです。
ターボのVersion Sは純正でハイキャスがついてないです。

2by2は、室内が広いですし、挙動も安定していて、
またガラスルーフも高級感があって良いです。
ただし、ガラスルーフから雨漏りしてしまうそうです。
またボディ剛性が低く、補強などが必要になってきます。
(2by2に鉄ルーフのグレードは無いです。)

スポーツ走行をする場合は2シーターがベターです。2by2に比べて、
ホイールベースが短くなり、ガソリンタンクが後輪の前に移動するので、
ヨーモーメントが小さくなり、動きがクイックになります。
挙動はかなりシビアなので、ドリフトは向いてないかもしれません。






もうZを買ってしまったぜ!という激アツな方は下を是非お読みください。
「Z32固有のトラブル対策」おすすめ順です。

●穴開きボンネット 中古1-3万円

Z32のエンジンルームの熱のこもりは最悪です。
また中古車は、ラジエターの効率が新車と比べかなり落ちているので、
町乗りでも、オーバーヒートしてしまいます。
そしてエンジンルームに熱がたまることによって、パーツがどんどん破壊されます。
これ以上被害を出さないため、すぐに穴開きに交換した方が良いです。
また水温対策として、厚さ5cmのアルミラジエーター(例:KOYO製、新品4万円)が欲しいです。
しかし風が抜けないと、ラジエターは冷えませんので(特にアルミ)、
純正が好きな人・外見を変えたくない人も、グッと我慢して
穴開きボンネットを入れることをおすすめします。
(後側に空気が抜ける形状が良いです)

●ブレーキパッド 新品1-3万円

中古車を買ってくれば普通交換すると思いますが、ことZ32の場合は必須です。
純正のブレーキパッドは全く効きません。
強く踏み込んでもタイヤがロックしないのです。
町乗りレベルでも危険ですので、直ぐに社外品に交換してください!!
0-700℃や0-800℃対応のパッドがいいと思います。
小さいサーキットなら(1)パッド(2)メッシュホースだけでほぼ対応できるそうです。

●ピロテンションロッド 新品5000円

日産車共通ですが、中古車は確実にこれが死んでます。
純正品はすぐゴムが破れ、役を果たさなくなります。
これが死んでるとブレーキング時にハンドルがとられます。
酷い状態だと、前輪が前後に数センチ動くそうです。
安いのでピロのテンションロッドに交換してください!
ステアリングのレスポンスが良くなり、ハンドリングもリニアになり、
キックバックもダイレクトに伝わる様になります。
ちなみに、取り外した純正テンションロッドは外見は案外普通でした。
ダルな感じだったのがやっとFRっぽいハンドリングに戻ります!

●後期型パワートランジスタ 中古5000円

前期型は死にやすいらしく、死ぬと唐突にエンジンが止まるんだとか。
筆者は止まったこと無いので、めんどくて交換してません(汗)
でも、前期型搭載車は、出先で恐怖の体験ができるらしい。
後期型に交換して、移設すると良いらしい。

●アイドルエアーコントロールバルブ

アイドリングが不安定になるらしいです。
ウチのZも怪しいが、まぁーいっか。と放置中。
洗浄で直らなければ新品が必要らしい。

●水温センサー

安いので交換しとくと良いです。意外と見落としがち??






ここまでくれば、
Z特有のリスクをかなり減らせたと思います。
次からやっとチューンのお話。

●ハイキャスキャンセル

ハイキャスのせいでリアの挙動が不安定かつ滑り出しが唐突です。
NAメンバーを投入する場合は、完璧なハイキャスキャンセルができ、
デフも日産車共通のR200になります。
メンバー、アーム、ナックル、デフ、ドラシャ、ペラシャ、全て交換になるので、
お金が掛かります。(ナックルは共通だと思うのですが…)
キャンセルロッドの場合は、ボールジョイントが両側で4箇所も残るので、
トー変化を0にすることはできないそうです。

悩んだ結果、キャンセルロッド+ボールジョイント新品+一部ピロ化で済ませました。
ボールジョイントが残る以上、トー変化は0ではないと思いますが、
リアの挙動が劇的に変わりました。
今回交換したブッシュも、見た感じ傷みは無かったのですが、
大きな変化があり、リアから鳴っていた異音がなくなりました。
(Tバー車の様な、剛性不足に因る異音だと思ってました)
また、はねた後の上下の動きに伴うアライメント変化もなくなり、
リアタイヤの挙動が解りやすくなりました。
ピロ化がメカニカルグリップ向上にどれだけ効果があるか解りませんが、
インフォメーションは1000倍に増えました(笑)
とても嬉しいです。走らせるのが楽しみです。
これだけ改善するなら、ガチでタイムアタックする人以外は
低予算で済むキャンセルロッドで良いかもしれないです…。

ハイキャスソレノイドバルブに入るオイルラインを、リザーバーに
直接入れて、オイルラインを殺しました。
ディーラー曰く、パワステポンプのベーンを外してメクラの方が良いそうです。
(ハイキャス無しのポンプ、タンク、ラインに付け替えるのがベストだそうです)
メクラだけだと、ステアが軽くなったり重くなったりの症状が出て、
パワステポンプの寿命も著しく低下するそうです。

●機械式LSD

サーキットのコーナーで、車に強い横Gが掛かった時、
イン側のタイヤは、ほとんど車の重量を受けてません。
この状態でアクセルを踏むとエンジンパワーを、
“イン側のタイヤを空転させる”のに使ってしまい、加速できません。
そこで、機械式LSDを入れて左右のタイヤの回転数差が出ないようにします。
そうすれば、パワーをアウト側のタイヤにも伝えれて、加速できます。
ターボ用(R230)もNA用(R200)も、中古で5万円くらいだと思います。

●オイルクーラー

激しい走行をするなら、油温も気になります。
日本向けのZ32は、北米向けのと比べてオイルクーラーが小さいらしいです。
油温が上がるとエンジンブローが怖いので、強化したいです。
次やりたいです!